行政書士を目指す社会人のための勉強法ブログ

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*社会人の資格勉強法-行政書士* 出題科目の重要度、商法、基礎法学

みなさんこんにちは、堂本です。
今回は中編ということで、引き続きお話ししていきます!
前回で主要な科目なついてはお話してしまいましたが、肝心なのはここからです。おそらく多くの方が悩まれる商法について語っていきます。

1. 三科目をまず仕上げる
2. 商法をきちんと対策するのはほぼ無理
3. 攻めるか守るかの判断をしよう
4. 基礎法学は構えなくても大丈夫



1. 三科目をまず仕上げる


本題にはいる前にすこしおさらいです。
前回のエントリーでも紹介しましたが、行政法民法憲法は比較的点がとりやすい科目です。

具体的に言うと、テキストを繰り返すだけで、7割は必ず取れるようになります。
また、毎年の出題数が多いため、過去問も豊富で対策がしやすいでしょう。

逆に、商法と一般教養は対策がしにくく、勉強したからといって報われるかは微妙です。

商法がうまく行かない、一般教養がうまく行かないという意見はよく聞きますが、まずは上記三科目できちんと7割がとれるようになってから次に進みましょう。

2. 商法をきちんと対策するのはほぼ無理


商法には頭を悩ませる方が多いと思います。正直行政書士試験の中でもかなり扱いに困る科目ですね。

前提として、商法は予備知識がなければ、行政書士試験の教材だけできちんとした対策はまず難しいです。
元々配点が低いため、テキストではあまりページを割いておらず、過去問のストックも少ないので、網羅的な教材がありません。それに対して、範囲はとても広いです。

おそらく真面目に取り組んでいる方からすると、テキストにも問題集にもない問題が毎年バンバン出ている印象があるのではないでしょうか。


3. 攻めるか守るかの判断をしよう


 そんなわけで、手にはいる教材だけをしっかり勉強し、半分を目指す、守りの勉強をするというのが、最も安全な方法です。というか、そういう人がほとんどでしょう。

行政法民法、そして憲法で7割とる力があれば、商法は半分でも十分合格できます。あまり手を広げすぎず、最低限を目指すのが普通の対策です。

ただ、一歩ひいた見方をすると、行政書士試験で出題されている商法の問題は、法律の知識としてみれば常識的なものの方が多いです。例えば、行政書士試験に出題されている商法の範囲は、司法書士の参考書などでは基本事項として解説されています。

そこで、やりすぎは禁物ですが、司法書士など別の資格のテキストを一冊かって読んでみるのもそこそこオススメです。何度か受験しているのに商法のせいで落ちる!という方はやってみてください。

4. 基礎法学は構えなくても大丈夫


あまり他の法律資格で見かけない分野なので戸惑うかもしれませんが、悩まされることはないと思います。

テキストに載っている基本をおさえたら、あとは大体以下のいずれかです。

①国語力か雰囲気でだいたい正解できる出題
②そんなの知るわけないだろという内容の出題

余談ですが、基礎法学で勉強する、若しくはと又はの違いや、直ちに、速やかに、遅滞なく、の使い分けは勉強になりました。全体的に退屈な科目ですが、そこまで難しく捉える必要はないので、気楽に進めてください。

一般教養についても語るつもりでしたが、長くなりそうなので今日はこの辺で!

またねっ!