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*社会人の資格勉強法-行政書士* 副業として行政書士業務はできるか

 

みなさんこんにちは、堂本です。

行政書士として活躍するにはやはり開業しないといけませんよね。しかしこの開業には結構費用だったりリスクがかかるものです。

そこで考えるのが、会社に勤めながら副業として行政書士業務をすることは可能かということです。

しばらくは土日のみ活動して、軌道にのったら開業!という感じですかね、とてもいい考えのように思えます。

しかし、実際にそううまくいくものでしょうか。今回は副業として行政書士業務をすることの可否についてお伝えしていきます。

1. 行政手続き系の業務はできないと思った方がいい
2. 急いでいるお客さんに対応できない。
3. そもそもどうやって依頼を受けるか
4. 行政書士として業務の質を高められるのか
5. まとめ



1. 行政手続き系の業務はできないと思った方がいい

早速ですが、 行政書士の主な業務は行政手続きの代行です。

分かりやすく言えば官公署の窓口にいって申請書を提出したり、そのための書類を準備したりする仕事ですね。

ところが、基本的には官公署は土日がお休みです。そのため、土日は受け付けてもらえません。

そんなわけで、行政手続きの代行は土日にはできないということになります。一番大きな食い扶持なので、これができないとなると業務の幅がかなり狭くなることは確実です。

2. 急いでいるお客さんに対応できない。

もちろん、行政書士の仕事は他にもあります。
遺言、契約書の作成、後見業務など、私人相手の仕事はできますね

ただ、休日に依頼をしてくるお客さんは大抵忙しいか、現に急いでいることが多いようです。そういったお客さんに柔軟に対応しようと思うと、依頼を受けた土日以外も動けることが望ましいです。

また、行政書士はお客さんの都合に合わせて動かなければなりません。明日までにやってくれ!と言われたら次の日が月曜だろうが夜中までかかって書類を作ることもざらにあります。

平日は会社で働き休日は(場合によっては)夜中まで働く、となるとなかなかしんどいのではないでしょうか。
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3. そもそもどうやって依頼を受けるか

行政書士は開業直後はかなりの営業活動をしなければなりません。何せ自分が開業したことを誰も知りませんからね。

業務がなくても、ポスティングや、HP、他の実務家とのコネ作りなど、やることはたくさんあります。

また、問合せや相談の電話にもでなければなりません。留守番電話で「週末に連絡します」なんてメッセージが流れた瞬間に、私が客なら電話を切りますね。

4. 行政書士として業務の質を高められるのか

ただでさえ片手間でやっていると見られそうなものですが、土日のみの活動では積むことのできる経験に限りが生じます。

行政書士として、プロとしてやっていくのであれば、業務の幅・質ともにある程度のレベルに達していなければなりません。
また、依頼人は土日に予定を入れられるのを普通は嫌がります。

業務の質という観点からいえば、依頼を受けた後も綿密に依頼人と連携をとるに越したことはありませんが、副業として行政書士をするにあたって、依頼人と頻繁にやり取りをするのはかなりハードルが高いでしょう。

5. まとめ

とは言え、副業で行政書士をやっている人が0ではない(と思います)ので、初めから無理と決めつけるものではないかもしれません

ただ、リスクを回避するつもりで副業という選択をするのはなかなか難しいでしょう。副業でするにはかなりの準備や覚悟がいるのは間違い無さそうです。

今回も雑記的な内容でお届けしました!
ではまたっ!