行政書士を目指す社会人のための勉強法ブログ

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*社会人の資格勉強法-ビジ法2級*就職、転職、昇進?資格取得のメリットは?

みなさんこんにちは、堂本です。

前回のエントリーで、ビジネス実務法務検定は2級までなら比較的易しい試験だとお話ししました。

 

では一方で、資格を取得して何の役に立つのかは気になるところですよね。 そんなわけで、今日はビジ法の資格取得のメリットについてお話ししていきます。

1.ビジ法は国家資格ではない
2.法的素養の獲得、スキルアップには最適
3.法律のエキスパートにステップアップできるチャンス

 
1.ビジ法は国家資格ではない

 

ビジネス実務法務検定の実施は商工会議所が行っています。従って、司法試験などの国家資格とは違い、独占業務資格ではありません。

 

つまり、資格をとったからこういう業務ができる、こういった職種に就けるといったものではないんですね。 実際のところ世の中の資格の大半は独占業務資格ではないのですが、司法試験や税理士試験などと同じように捉えているとショックを受けるかもしれません。

 

また、資格の取得事態がそれほど難しいわけでもないため、ビジ法2級を持っているから就職しやすい、昇進できるといったことも考えにくいです。

 

2.法的素養の獲得、スキルアップには最適

 

しかし、がっかりすることはありません。 資格試験受験目的の大半はスキルアップです。情報処理技術者試験なども同じですが、資格取得したからどう、というわけではないものの、必ず実務で役に立つ知識について勉強するわけで、損にはなりません。

 

例えばIT系の方であれば「瑕疵」などは契約のキーワードですし、建築系の方にとっては下請け法などは絶対に勉強した方が良い分野です。 商社にしろメーカーにしろ小売にしろ、契約締結などで民法の知識に触れることはたくさんあります。

 

何かの理由で(あるいは理由なんてなくても)法的な観点を身に付けたい方にはハードルも高すぎず、とてもいい勉強の機会だと思います。



3.法律のエキスパートにステップアップできるチャンス

 

また、ビジ法2級は浅く広く色んな分野を学びます。そのため、別の資格にステップアップするための良い踏み台になるでしょう。 1級を受けれるのは2級保持者だけですし、民事系なら行政書士知財関連なら知的財産管理技能検定など、より専門的な資格に手を伸ばすこともできます。

 

これらの資格にいきなりチャレンジするのはハードルが高いですが、一度勉強したことのある分野を深掘りするのはそれほど高いハードルとは感じないはずです。 こんな風に、ビジ法をとることが次の可能性に繋がると考えると、非常に魅力的な資格ですよ!

 

4.まとめ

 

結局今すぐ役に立たない資格なの? とも思われたかもですし、ある意味その通りかもしれません。しかし、社会人になってから改めて法律を勉強する機会もなかなかないものです。

 

ビジネス実務法務検定はそんな方のための自己研鑽の機会のひとつと捉えてみてはいかがでしょうか。 私も次の1級は受験する予定なので(ぶっちゃけブログ書いてる場合じゃない)、2級を活かしてステップアップしていくつもりです!またこのブログでも報告しますね! それでは!