行政書士を目指す社会人のための勉強法ブログ

行政書士を目指して勉強している人、勉強を始めようとしている人のためのブログです!勉強方法やモチベーションの保ち方、試験情報などを発信していきます(*´∇`*)

*社会人の資格勉強法-行政書士*合格後の可能性

 

みなさんこんにちは、堂本です。

以前、行政書士は食えない資格かというお話をしました。その続きで読んでいただけるとよいかと思います。

 

合格後、多くの方は行政書士として成功するため、色々な情報収集をするかと思います。その中で、ぜひこれはやっておきたいというものを挙げています。

1.行政書士として活躍するには
2.企業の法務担当として活躍するには
3.さらなる高みを目指すには

 
1.行政書士として活躍するには

 

試験に合格した当初から実務的な知識を持っている人は少ないでしょう。しかも、司法書士などであれば試験と実務がわりと繋がっていますが、行政書士はそうではありません。 資格取得直後は全くのひよっこ状態です。

 

行政書士会が主催する研修など色々ありますが、登録前に準備しておきたいという人はどうすればいいのでしょうか。

 

私が聞いた話では、まず実務用の本を何でもいいから一冊買うことです。 本を読んで全てを理解するのは難しいようですが、どんな申請があって、どのように進むのかをなんとなく知ることができます。

 

あと、登録前にできることとしては、資格予備校の実務講座を受けるのがやはり早いようです。 合格後も予備校のお世話になるというのは歯痒い気もしますが、結局一番役に立つという意見も多いです。

 

あと、今すぐ独立開業する覚悟があるなら地味に貯金も要ります。300万くらいあった方がいいという先生もいました。私なら死ぬまで行政書士にはなれないですね…まぁどれだけ準備しても失敗すると季もありますし、その逆もあります。やりたいと心から思うのであればやればいいわけです。極論ですけどね。

 

2.企業の法務担当として活躍するには

 

行政書士資格取得後、登録まではせずに、法律の知識をいかして企業で働くパターンです。 ちなみに私はこれに近い形で働いています。法務担当ではないものの、規約を作ったり個人情報保護に配慮しながらサービスを考えたり、技術の輸出入に関する手続きの準備などを担当したこともあります。

 

もちろん専門家レベルとは到底言いがたいですが、まぁ調べながらいろんな人に助けられながらなら何とかやれるレベルですかね。

 

当たり前のことですが、資格を取ったからといって全てを知っているわけではありません。特に行政書士試験は、ある特定の分野に深く入り込む試験ではないので、スペシャリティーを発揮するにも限度があります。

 

そのため、何をするにしても勉強しなければ、その分野のことはなにも分からないことがあります。資格を取ったからといって過信、過度な期待はできないということですね。

 

ただ、一度資格を取得すると、その分野の勉強の仕方が何となくわかります。私も初めて見る法律はいくらでもありますが、大体この辺に気を付けて読んだらいいのかなとか、そういったことが分かるようになってきています。これは大変なアドバンテージです。

 

合格後もある程度勉強を続ける意欲さえあれば、行政書士業務をしなくとも、資格を得るために勉強した経験が自分をめちゃめちゃ支えてくれます。 合格したら何ができるの?とか、どんな仕事につけるの?給料はいくら上がるの?就職には有利に働くの?とかそんなことばかり聞いてくる人がいますが、勉強する意味というのはそんな小さな物差しで図るよりもっと大きいものです。



3.さらなる高みを目指すには

 

行政書士自体も価値のある資格ですが、さらなる高みを目指すために、他の法律資格取得を目指すのも良いでしょう。 何を受けたら良いかという話ですが、難易度的に近しいものとしては社会保険労務士があります。

 

ただし、行政書士試験と共通する科目が一切ないので、予備知識0の状態から勉強することになります。 試験の性格も結構違うように思うので、特に合格後のビジョンがないのであれば無理に受ける資格ではありません。

 

知識の領域として似ているのはビジネス実務法務検定です。1級を持っていれば企業法務担当からも一目置かれます。ただし、ビジネス実務法務検定は2級を取得しなければ1級を受けられない制度なので注意が必要です。 ビジネス実務法務検定についてはこのブログでも触れているので、ぜひ参考にしてください。

 

4.まとめ

 

今回は行政書士の合格後の展開について簡単にお話ししました。 行政書士として働くかどうかはともかく、自己研鑽や専門性を高める意味で、行政書士試験にチャレンジする価値は十分にあるということですね! それでは!