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行政書士はどんな仕事?行政書士の業務内容

 

みなさんこんにちは、堂本です

行政書士と言えば、法律を活かした専門職というイメージで、独立開業も可能なため、結構前から人気資格の1つとして数えられていますよね。

 

ところが、実際行政書士どんな仕事をするのかについては意外と知られていません。今回は、行政書士の業務内容ついて詳しく触れていきたいと思います。

 

1.行政書士は何をする職業か
2.「行政書士は不要」というのは本当か
3.具体的な申請の種類

 

1.行政書士は何をする職業か

 

一言で言えば、行政書士とは、行政手続きの申請を本人の代わりに行う仕事です。

 

ってまぁこれだけじゃよく分からないですよね。

行政手続きの申請というのは、お役所などに何かしらの許可をもらうため、書類を書いたり、窓口に書類を提出すること、といってしまえば分かりやすいでしょうか。

 

したがって、誰かの代わりに書類を書いたり、提出したりするのが主な仕事ということになります。

例えば飲食店を始めたり、会社を作ったりする際には、行政機関に書類を提しなければならないことがほとんどです。

 

他にも、海外の人が帰化するための申請、これまで農地だった土地に家を建てようとする場合など、僕たちが普段やらないような行政手続って本当に無数にあるんです。

2.「行政書士は不要」というのは本当か

書類を書いて出すだけなのに、専門家が必要なの?と思われる方もいるかもしれませんね。適当にネットで拾った情報をもとに、行政書士は不要だという困った人もたくさんいます。

 

しかし実際には行政手続きといっても、書類を提出してハイ終わり、とはなかなかいきません。

 

上でかいたような専門的な申請には、大抵特別な申請様式があり、慣れていなければどこに何を書いていいのか分からないものが多いです。

 

また、申請の種類によっては、事前に準備が必要な添付書面(印鑑証明書、登記事項証明書など)が膨大だったり、立ち入り検査が必要なものまであります。

 

こういった手続きを知識や経験のない素人が一人で行うのはほぼ不可能です。そこで、こういった手続に精通している専門家がいれば、本人の代わりに申請に係る面倒の一切を引き受けることができますよね?これこそが行政書士なわけです。

 

ほとんどの行政書士さんは、それぞれが自分なりの専門分野をもっており

、飲食店の許可に強い行政書士、会社の設立に強い行政書士など、活躍する場面は様々です。

 

3.具体的な申請の種類

 

上で書いたもの以外にも、たくさんの申請があります。ここでは代表的な手続きに絞って、どんな申請の種類があるかを見ていきましょう。

 

○定款作成業務

定款(ていかん)というのは、会社名や会社内でのルール、決まりごとなどを書いた文書の事です。会社を設立する際には、この定款を作成し、公証人の認証を受ける必要があります。

 

地方であれば、地元密着型で、比較的規模の小さい企業が多く新設される機会も多く、この業務を通じて行政書士として地域に貢献することができます!

 

○飲食業の営業許可申請

飲食業を開業しようとしている人は、必ず許可申請を提出し、許可を得なければなりません。

ところがこの許可申請が曲者です。必要な書類も多く、立ち入り検査があるので準備が大変です。また、下手をすれば許可が下りず、お店を出せないなってことにもなってしまいます。

 

大手企業であればある程度慣れているでしょうが、個人でお店を出そうとしている人にとってはものすごく大変な手続きになります。これから飲食業を経営し、夢を叶えようとしている方々にとって、行政書士は頼れるアドバイザーになることでしょう!

 

成年後見業務

 こちらは申請とは少し違いますが、認知症などを患う高齢者の方々の財産管理業務です。日本は超高齢社会と言われ、人口に占める高齢者の率が世界で最も高い国の一つです。今後ますますニーズが高まってくる業務ではないでしょうか。

4.まとめ

いかがだったでしょうか。

行政書士は一人一人の依頼人のニーズにこたえ、将来をサポートする重要な役割を果たすという事がご理解いただけましたか?

単なる行政手続きとはいっても、それを必要としている人、手続きを完了することで喜ぶ人が大勢います。

弁護士などに比べると華やかさに欠ける点は否めませんが、依頼人のためにベストを尽くし、喜んでもらえるという点では同じです。

 

また、行政書士業務は多岐にわたるので、得意な分野を専門分野にして、自分だけのスペシャリティーを発揮できる資格だという事ができます。みなさんも資格取得後、自分の性格や知識、地域性などを考慮して、自分だけの専門分野を作ってみてはいかがでしょうか。

ここまで行政書士について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

行政書士を目指してみたいがどんな資格かよく分からないという方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

行政書士や試験情報について詳しく知りたいという方は、まず情報収集してみるのが一番です。ネットや書籍も十分参考になりますし、資格予備校の資料を見たり、口座情報を参照するのも良いでしょう。

ここでは私のおススメする予備校のリンクだけ貼っておきます。良ければ活用してください。