*社会人の資格勉強法 ビジ法2級* 過去問を始めるタイミングは?
みなさんこんにちは、堂本です。
勉強を始めたての頃は、どのタイミングで過去問に手をつけていいのか分からなかったりしますよね。
過去問は最後の最後で!という人はさすがにいないでしょうが、あまり早めにやっても意味がないんじゃないかな?とか、色んなことを考えることでしょう。
今日は、過去問をいつ頃始めたらいいか迷っている方に向けたお話をしていきます。
1.初めての過去問は、テキストの二周目が終わった頃に
2.何年分くらいやったら受かるの?
3.目指せ!テキストと過去問の三往復!
初めて過去問を解くタイミングですが、テキストの二周目が終わった辺りが良いでしょう。 (ちなみにテキストは単に読むだけではなく、テキストを活用したアウトプットを行います。詳しくはこちらのエントリーで紹介しています。)
過去問にとりかかるタイミングが遅すぎるのは絶対にNGですが、早すぎても意味がありません。 時々、テキストをざっと素読したらすぐに過去問にかかるように教える人がいるようですが、信じがたいことです。
ほとんど何も分からず、クイズを解いているような感覚になるでしょう。 テキストの二周目を終えると、余白の発問の6割くらいは答えれるようになっているはずです。せめてこの状態にしてから過去問に取り組みましょう。
過去問をめちゃめちゃ遡ってとにかく解きまくるという人もいるようですが、きちんとしたインプットができていればそこまでしなくても受かります。 5年分もやれば十分ですし、3年分でも大丈夫だと思います。
ちなみに、過去問についてはこのブログでさんざん語っていますが、とにかくこのことだけは理解しておいてください。過去問をインプット素材にしてはダメです。(詳しくはこちら)
初めて過去問を解く際は、もっとも古い年度を一年分だけやれば良いでしょう。(5年計画なら5年前、3年計画なら3年前です。)
あとはテキストを一周読むごとに壱年分過去問を解くと良いでしょう。テキストの3周目に入って、終わったらもう一年分、4周目に入って、終わったらもう一年分という具合です。
つまり、過去問はインプットの修正に使うわけです。意外とポイントを読み飛ばしてたなとか、ここは苦手だからゆっくり読もうとか、記述力で問われても大丈夫なように考えながら読もうとか、何でも構いません。
インプットした知識をきちんとアウトプットできるようにし、アウトプットの結果をインプットに活かすという黄金のサイクルを作りましょう。勉強がうまい人はこの作業がめちゃめちゃ得意です。
今日は過去問を解くタイミングについてお話ししました。参考になったでしょうか。 テキストの読み方や過去問の解き方等について解説したエントリーもあるので、よかったら参考にしてください。 それでは!