行政書士を目指す社会人のための勉強法ブログ

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*社会人の資格勉強法-行政書士*過去問は何年分解いたら受かるか

みなさんこんにちは、堂本です。
よくある質問で、過去問を何年分、何回やれば受かりますかというものがあります。

何をどれくらいやれば合格出来るかというのは気になるところだと思いますが、私は「その質問をしている時点で、根本的な考え方が間違っている」と答えるようにしています。

確かに、勉強が上手い人は何度も繰り返し学習します。ただし、無駄に繰り返すことは絶対にしません。

 

一方で、下手な人は繰り返した回数だけを物差しに考えてしまいます。あの人は5回やったから通った。じゃあ自分も5回を目標にしよう!という具合です。
はっきり言って無意味です。

 

むしろ社会人で受験される方は、いかに少ない回数で頭に入れるかを意識すべきです。もちろんその過程で繰り返しが必要な部分はしっかり繰り返しますが、その回数を重視することは間違いです。

つまりは回数より中身なのですが、では中身を深めるためにどうするか、その辺について語っていきます。

 

1. 私が読んだ回数
2. 過去問を学ぶのではなく、過去問で学ぶ
3. 「三回」の法則(知らんけど)について



1. 私が読んだ回数

 

辛辣なことも言いましたが、参考までに、とりあえず私は何回やったかという質問にお答えしておきます。

○テキスト

6か7回くらい。最後に読んだ時は何がどこに書いてあるかまで大体覚えてしまっていた。

 


○オリジナル問題集

苦手なところは3回くらい。一生間違えないなと思った問題は一回しか解かなかった。

 

○過去問

問題集と同じ

全体的に回数はよく覚えていません。
これは私が回数より中身を重視していたからなのですが、テキストだけは4回に分けて範囲を網羅すると決めていたので、何となく覚えています。

 

誤解の無いように言っておくと、繰り返しの回数を達成度の目安にすることまでは否定していません。
ただし、三回目で正当率何%を目指すとか、二回目で間違えたこの単元は全問正解させる、等の具体的な目標を持ちましょう。ただ何となく繰り返していたら合格出来るだろうと考える人は本当に多いですが、それではただの修行です。


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2. 過去問を学ぶのではなく、過去問で学ぶ

 

繰り返し述べていますが、一番よくないのは、ただ単に過去問を繰り返し解くというものです。

それは言い換えれば、意識的なインプットをせず、問題文に対応する答えを覚えているだけだからです。頻出問題と珍問題も区別せずに勉強することにもなります。おそらく三周目以降はほとんど勉強の進歩が見られなくなるでしょう。

あくまでも過去問は出題の具体例ですから、その問題だけを解けるようになっても意味がありません。
過去問を学ぶのではなく、過去問で学ぶのです。

他のエントリーでも紹介していますが、過去問はインプットの方法が間違っていないかを確認する素材として使うのが良いでしょう。

3. 「三回」の法則(知らんけど)について

以前バイトの先輩から言われたことで、自分なりに納得している言葉を紹介します。

「どんな仕事でも三回で覚えろ。一回目に先輩から教わるときは、とにかくその一回で完璧に覚えるつもりで聞け、そして二回目は一人でやりきるつもりで動け。多分それでも分からないことやできないことが出てくるから、その失敗を生かして三回目で本当に完璧にしろ。四回やっても五回やってもまだ完璧にできないようなら、お前のやる気がないか、一回目に教えた奴の教え方が悪いかどっちかだ。

妙に納得したものです。
私はこの三回の法則が結構色々なことにあはまるように思います。

例えば今回の過去問の話では、三回解いても完璧に(本当に完璧にするのは難しいので正当率95%くらいになることを完璧として、)できないようであれば、おそらく繰り返し方が間違っているか、インプットの仕方が悪いかどちらかではないでしょうか。

さすがの私も三回の法則をあらゆる物事に無理矢理あてはめるつもりはないのですが、少なくとも次のことは言えると思います。

過去問五回以上やっているけど、9割5分正解できないという人は、実は勉強の仕方が思いっきり間違っている可能性がある。

今回は回数のお話でした!参考にしていただけると嬉しいです!