行政書士を目指す社会人のための勉強法ブログ

行政書士を目指して勉強している人、勉強を始めようとしている人のためのブログです!勉強方法やモチベーションの保ち方、試験情報などを発信していきます(*´∇`*)

*社会人の資格勉強法-行政書士*直前期の勉強時間はどれくらい?

みなさんこんにちは、堂本です。
時々受ける質問に、「直前期って何時間くらい勉強してた?」というものがあります。

ぶっちゃけ人それぞれ必要な勉強時間は違うので、あまり意味のない質問だと思いますが、割りとよく聞かれるのも事実です。そんなわけで、答えれる範囲で答えていこうと思います。

1.自分の受験直前期のふりかえり
2.直前期の勉強時間は増やすべき?
3.結論:時間は重要ではない。

 

1.自分の受験直前期のふりかえり


盛らずにお話しすると、ぶっちゃけ1日1.5時間程度だと思います。普段とそれほど変わらずという感じですね。

変わった点は、過去問を時間はかって解いたりしていたので、土曜日も勉強するようにしたところです。日曜は直前期でも休んでたと思います。

ただ、これも正直に言うと、ちょっと勉強不足でした。あやふやな知識がいくつかあって、本試験の手応えはいまひとつだった覚えがあります。直前期でも一時間半で絶対に大丈夫!とまでは言えないですね。

2.直前期の勉強時間は増やすべき?


どんな方でもやりたいことが山盛の時期だと思います。ただ、時間も体力も、そして精神力も有限です。闇雲に勉強時間を増やせばいいというものでもないでしょう。

私はむしろ、本試験までのやることリストを控えめに作り、それ以外は一切やらないぞ!というスタンスで望みました。

これは結果的によかったです。変な緊張や焦りを生まずにすみました。

3.結論:時間は重要ではない。


自分は勉強が少なかった方だと思いますし、それなりに反省もあります。おそらくですが、普段より少し、1.2倍くらいに増えるのがいいのではないでしょうか。増やすのではなく自然に増える感じですね。

とはいえ、勉強時間が重要なわけではありません。時間が少なくて不安になったり、逆に増やしまくって安心を得ようとするのは、やることリストがきちんと整理されていない証拠です。

自分なりにペースを管理し、その上でそれぞれが、自分だけの目安の勉強時間をきめてください。

それでは!

*社会人の資格勉強法-行政書士*行政事件訴訟法対策のポイント

みなさんこんにちは、堂本です。
一応前回までのエントリーを含めて、三回でセットのつもりです。他の法律についても機会があれば更新していきます。
行政手続法、行政不服審査法については前回までのエントリーを参考にしてください。

さて、今回は行政事件訴訟法についてお話ししていきます。

1.行政事件訴訟法とは
2.対策のポイント
3.やってはいけない勉強法
4.まとめ

 


行政の処分などに不服があるとき、訴訟提起するための手続きが定められています。これも手続法からの流れですね、行くとこまで行っちゃったパターンです(笑)

訴えの利益や原告・被告適格など、民事訴訟法に通じるルールが多いのも特徴ですね。

2.対策のポイント


訴訟法系の予備知識があるかないかでかなり変わってくるところですが、行政法の山場の一つになるでしょう。正直独学で理解するのはかなり難しいと思います。理解、暗記の両方が求められ、いずれも結構な労力がいります。

特に行政事件訴訟法は記述での出題確率がかなり高いため、正確な理解が要求されるのもポイントですね。

一定レベルの知識がすでにある人は、訴訟の類型と処分性などを勉強すれば済むでしょうが、そうでない方は予備校に通うことも検討してほしいところです。

3.やってはいけない勉強


矛盾するようですが、一回目の学習から完璧にしようとしない方がいいです。適格や処分性のところは調べればいくらでも判例が出てきますが、全てを覚えてる人はいないと思います。

また、単純に暗記しただけではすぐに忘れてしまうので、考えながら時間をかけて覚える必要があります。

 事件ごとの結論を、理由を考えながら覚えるといいでしょう。自分なりの理由でいいです。きっとこの事件はこういう理由で処分性なしになったんだろうなぁ、という感じに、ほどよく妥協しつつ理解重視で覚えていきましょう。

4.まとめ


行政事件訴訟法はかなり気合いをいれて学習してほしいということをお伝えしたつもりです。いかがだったでしょうか。

次回は直前期の過ごし方についてお話ししたいと思います。

*社会人の資格勉強法-行政書士*行政不服審査法対策のポイント

 

 

みなさんこんにちは、堂本です。
前回に引き続き、行政法シリーズです。今日は行政不服審査法についてお話ししていきます。


行政不服審査法では、行政の処分や不作為に対する不服の申し立てや、見直しを求める手続きについて定められています。

こちらは行政手続法との流れで理解してほしいです。手続法で行われる告知、聴聞などの後の手続きというイメージですね。

一言で言うと審査請求に関する手続きがメインになります。

2.対策のポイント


 こちらは手続法と違い、イメージを大切にしてほしい分野です。分がもし店を経営していて、営業停止処分に不服があるとき、どこに文句をいいに行くんだろうなぁとか、本当に自分が審査請求をするイメージが大切だと思います。

却下、認容、棄却の採決など、初めて勉強する方には難しいかもしれません。

法律の予備知識が一切ないという方は、Google先生に色々教わるか、やはり予備校に通うことも視野にいれた方がいいでしょう

3.やってはいけない勉強法


とにかく審査請求全体の流れ、そのイメージをつかむことが重要です。ここは手続法とは違うところで、闇雲に暗記にはしると全体像が見えなくなります。

どんなときに審査請求するのか、実際の例などをGoogleで調べると(またかよと思われるかもですが)色々出てくるので、そのあたりも参考にするとよいでしょう

4.まとめ


行政手続法とは勉強のポイントが少し違うということを書いたつもりです。
お分かりいただけたでしょうか。

次回は行政事件訴訟法についてお話しします!

それでは!

*社会人の資格勉強法-行政書士*行政手続法対策のポイント

みなさんこんにちは、堂本です
行政法の攻略は合格の条件ですが、そもそも行政法と呼ばれる科目は、たくさんの法律をまとめた呼び方です。学校の科目だと理科とか社会みたいなもんですね。

科目ごとに結構性格が違うので、対策も色々、今日は行政手続法についてお話ししていきます。

1.行政手続法とは
2.対策のポイント
3.やってはいけない勉強法
4.まとめ

 

1.行政手続法とは


行政手続法とは、行政の処分に対して、前もって意見を述べたりする手続きを定めています。

例えば、みなさんがお店を経営しているとして、そのお店にいきなり営業停止処分が下ったとしたらどうでしょうか。
生活に困りますよね?

「営業停止になるような問題があったなら、前もって言ってくれよ!」とか、「こっちにも言い分があるんだよ!言わせろよ!」とか言いたくなるはずです。

そういった場合に行政に対して意見を述べるための、色々な手続きに関する法律だと思ってもらえるといいです。

2.対策のポイント

行政手続法はかなり暗記に重きをおいた勉強が必要です。
法的義務なのか努力義務なのか、審理は書面なのか口頭でもできるのか等、手続きごとの細かい違いが聞かれます。

よく行政法はイメージしづらいという話を聞きますが、行政手続法についてはイメージはそこまで大切ではないと思います。とりあえず微妙な違いをきちんと覚えられているか、そこにつきますね。

3.やってはいけない勉強法


このブログでは繰り返しお伝えしていますが、特に行政手続法は、過去問だけの学習では絶対にマスターできません。

おそらく何度やっても何となく答えを出すだけで、きちんとした知識は身に付かないはずです。意識的に一つ一つの手続きを取り出して、細かく覚えていく作業が必要です。

どれだけ言っても、資格試験は過去問がすべてだ!過去問をひたすら繰り返すんだ!という迷信から抜け出せない人がいます。確かにそういう試験もありますが、行政書士試験はそれでは通らないと思った方がいいでしょう。

じゃあ過去問は重要じゃないのかと言われると、それも違います。過去問に関するエントリーはたくさんあるので、そちらを参考にしてもらえばいいかと思います。

4.まとめ


行政手続法は覚えることが多い分、理解がメチャメチャ難しい分野ではありません。そういう意味では行政書士試験の登竜門的なところと思ってもいいかもしれませんね。

よかったら他のエントリーもご覧ください!

それでは!

*社会人の資格勉強法-行政書士*直前期の過ごし方、やることなど

 

みなさんこんにちは、堂本です。
あっという間に試験まで一ヶ月ちょっとですね。

この時期になると、残りの時間をどう使おうか悩む人も多いでしょう。

今日は私なりの直前期の過ごし方についてお話ししたいと思います

1.詰め込みすぎない
2.ダレを防ぐ方法を考える
3.とにかく焦らない
4.まとめ

 

1.詰め込みすぎない



大体2か月前くらいから、むやみに新しいことをやってはいけない時期に入るのかなと思っています。

やるべきことはたくさん思い付くと思うのですが、時間は限られています。逆に、ここまでしかやらない!という線を決めるのも重要ではないでしょうか。

例えば、アウトプットは模試だけとか、過去問は一度やった問題だけ、新しい問題は記述だけとか、インプットの素材はテキストだけとか、そんな感じです。

とにかく怖いのは、先月まで出来ていたことが出来なくなることです。不安に駈られて新しいことを次から次へとやってしまうと、逆に古い知識を忘れてしまうこともあるので注意しましょう。

とにかく、詰め込みすぎないことです。

2.ダレを防ぐ方法を考える


人にもよりますが、あと少しで試験だというときに急激にやる気がなくなることもあります。もうやることないし、いや探したらあるけど一通りやったし、何をしたらいいか分からないという感じですね。

私は資格試験の一ヶ月前から仕事を休んで専念しようとしたことがありますが、せっかく休んだのにほとんど捗らなかった経験があります。

自分はダレやすいタイプだと思う方は、模試を詰め込んでみるのも一つです。定期的にイベントを挟むことでダレを防止できます。

あとは、あえて遊ぶ日を作るのもいいです。直前期に遊ぶことでリフレッシュするとともに、遊んじゃった!やらなきゃ!というほどよい罪悪感が自分を動かしてくれます。

3.とにかく焦らない


模試の結果が振るわなかったり、自信が持てなくてついつい無茶をしてしまうことがあります。しかし、あまり無茶な目標や計画をたてると、体力以前に精神力が尽きてしまいます。

やらないといけないって分かってるのにからだが動かないという方は、大体このパターンではないでしょうか。

今の自分のスタミナとかけ離れた目標や計画を立ててはいけません今の自分に出来る限りの努力でOKです。繰り返しになりますが、直前期だからといって無茶をする必要はありません。

4.まとめ


直前期の過ごし方は誰もが悩むところでしょうが、自分の体調やメンタル管理も実力のうちです。自分にあった管理方法を実践して、最高の結果を出してください。

それでは!

*社会人の資格勉強法-行政書士*模試で結果がでないとき

 

みなさんこんにちは、堂本です。
本試験直前期ということで、模試を受けておられる方も多いと思います。

この時期によくある悩みとして、「模試で結果が出なくて自信を失った」とか「絶望した」とかがありますよね。

今日はそんな方のためのエントリーです。模試の結果をどう受け止めたら良いかについてお話ししていきます。

1.本試験の結果は模試±50点くらい
2.模試は「失敗の練習」をする場
3.どの予備校の判定も、ぶっちゃけ適当
4.まとめ

 

1.本試験の結果は模試±50点くらい


不安という方とは対照的に、「模試の結果は本試験とは無関係だ」といいきる人もいます。さすがに無関係ではないですね。

ただ、私の経験や知人の話を聞く限りでは、あくまで目安のひとつにしかならないという感覚です。具体的には、模試の結果±50点くらいが本試験の結果だと思っておくといいと思います。

例えば200点とれて安心している人も本番では150点になりえますし、140点くらいしかとれなかった方が合格した話もちょくちょく聞きます。

私の場合本試験は230点くらいとれていましたが、市販の模試の過去問で150点くらいしかとれなかった回もあります。

直前期は誰しもナーバスになりますし、模試が振るわないと落ち込むこともあるでしょうが、あまり深刻に受け止めすぎず、前に進むのがいいでしょう。

2.模試は「失敗の練習」をする場


 模試の活用法は色々ありますが、一番はやはり本番のシミュレーションですよね。

特に当日の緊張感やタイムスケジュール、時間配分など、普段の演習ではできないことが実践できます。

その中で考えてほしいのが、本番で自分が失敗するポイントを明らかにすることです。

例えば、簡単な読み間違いで一問落としたときの悔しさは、なかなか普段の学習では味わえないものです。模試で失敗してこそ、本番では気を付けよう!と思えるはずです。

また、単純に勉強不足だったなぁと反省する分野も見つけることができます。やったつもりがやれていなかったことなど、ヒントは山盛です。

 

結果にこだわることも大切ですが、「本番じゃなくてよかった」と胸をなでおろす位の落ち着きがほしいですね。


3.どの予備校の判定も、ぶっちゃけ適当


あまり言うと怒られるかもしれませんが、判定に一喜一憂する必要は全くないです。

行政書士試験は4万人が受験しますが、各予備校の模試はせいぜい1000~2000人規模です。どう頑張っても正確な判定は出せません。あまり振り回されるのはマイナスです。

模試は実施規模が何より大切だと思っている人がいるようですが、4万人に対して1000人だろうと2000人だろうと500人だろうと同じようなものです。

自分が受講している予備校の模試の実施規模が小さいために、わざわざ模試だけ別に受ける人もいるようですが、別に気にしなくていいと思います。


4.まとめ


最後は少し話が飛びましたが、模試はあくまで模試です。ダメだったとしても「本番までの課題を教えてもらってラッキー!」くらいに思っておきましょう。

参考になったかたは別のエントリーもご覧ください!

それでは!

*社会人の資格勉強法-行政書士*模試のえらび方、比較など

みなさんこんにちは、堂本です。
模試ってどこのやつがいいの?と時々聞かれるのですが、皆さんなら何て答えますか?

私の中では答えがあるのですが、先にそれを言うとつまらないので、一応比較っぽいことをしてみました。ここではTACさん、LECさん、伊藤塾さんの三社を比較しています。


ちなみにそれ以外の模試をすでに申し込んでいる方も、この先を読んでいただけるとある程度参考になるかと思います。

 

1.受験者数、規模で選ぶ
2.問題の質で選ぶ
3.回数で選ぶ
4.費用で選ぶ
5.その他 



1.受験者数、規模で選ぶ


正確な毎回の人数は知りませんが、自分の受験生時代や時々見せてもらう成績表から大体こんな感じというのを割り出してみました。

LEC・・・1000~1200名くらい
TAC・・・1700~2200名くらい
伊藤塾・・・1500~2000名くらい

これ以外で実施規模が数百名とか、もっと少ないところもあるみたいですが、私の意見は、受験者数はあまり重要ではないと思います

本試験の受験者数は40000人ですから、受けてない人の方が圧倒的におおい計算になります。40000に対して1000か2000かというのはたいした違いではありません。

合否判定も予備校がそれぞれ独自に基準を決めていることが多く、あまり気にしすぎるのも考えものです。自分が気に入って受けている予備校の模試なら、規模が小さくても問題ないでしょう。

2.問題の質で選ぶ



どの予備校の模試が一番本試験に近いか?という話ですね。よくネットでも言われています。
一応市販の物は一通りざっと目を通したのですが、はっきり言ってしまうと、どれも本試験とはかなり違います。ドンピシャ!そっくり!というのはないですね。以下、私なりの感想です。

<LEC>
良い点
模試の回数や会場数など安心と信頼がおけます。何だかんだで色々充実してます。
悪い点
問題そのものがは私はあまり好きになれません。知識が細かすぎる印象です。何を調べて作ったんだろうっていう問題が時々あります

TAC
良い点
私の感覚では難易度、問題の雰囲気等がもっとも本試験に近いように思います。

悪い点
びっくりするくらい易しい問題が時々混ざっています。こんなんでいいのか?

伊藤塾
良い点
よく知りませんが、判定が厳しいという噂は聞きました。本試験では上位10%に食い込まなければいけないので、レベルの高い層と勝負した方が自分の位置が正確に知れると思う人にはいいかもしれません。

悪い点
問題が懲りすぎていると思います。記述に関しては完全にやりすぎだと思う問題がいくつかありました。

3.回数で選ぶ


簡単な実施スケジュールは以下です。

LEC
7月3週目・・・到達度確認模試
8月末・・・到達度確認模試
9月頭・・・全日本公開模試
9月末・・・全日本公開模試
10月頭・・・ファイナル模試
10月半・・・厳選!直前ヤマ当て模試

やりすぎじゃね?

伊藤塾
7月のどっか・・・実力診断ハーフ模試
9月半・・・中間模試
10月3週目・・・最終模試

ほどよいですね。


TAC
10月半ば・・・なんとか模試

なんと一回だけ、ちなみに来年からは二回になるそうな。

しかしこれに加えて答練受けてる人もいるんですよね。一体何回テスト受けるんだろう(笑)

 4.費用で選ぶ


費用は講座に組み込まれているものもあるので単純にひかくはできないですが、あえてどれも受けないという選択肢もあります。

市販の模試の過去問は費用を半分以下に押さえれます。
あと、伊藤塾の初めの模試は無料らしいです。

5.その他


結論をいうと、どの模試にも一長一短があり、これじゃないとダメとかそういうことはありません。
上にも書いたように、自分が気に入って受けている予備校の模試を受ければいいと思います。

あとは回数を増やしたいとか、雰囲気を変えたいとか、自分のスタイルに応じて選ぶと良いでしょう!