行政書士を目指す社会人のための勉強法ブログ

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*社会人の資格勉強法-行政書士*平成28年の合格率と難易度

みなさんこんにちは、堂本です。
今日は平成28年の本試験について総評を書きたいと思います。


1.全体の難易度
2.勝負の分け目
3.次年度に向けて




1.全体の難易度



まず合格率ですか、9.95%という結果でした。まぁ平均的だったと言うこともできますし、最近の傾向を見る限りでは少し難しかったということもできますね。

前の年の合格率が高かったせいもあり、少し引き締めにかかったのでしょうか。
いずれにしても、毎年およそ9~10人に一人しか合格しない試験なので、易しい年というのはないんですけどね。


2.勝負の分け目



さて、この年の難易度がやや高かった理由ですが、私は二つあると思っています。

一つは憲法が難しかったため、もう一つは民法の記述が難しかったためです。

憲法は毎年非常に重要な得点源になりますが、この年に関して言うとなかなか難しかったのではないでしょうか。
もっとも、これ以上難しくなる気配もないので、あまり構えすぎる必要はないでしょう。
問題は民法ですね。多くの受験生にとっては難しいという印象が強いと思いますが、特に親族法に手が回っていない受験生にとっては意味不明なくらい難しく感じたのではないでしょうか。
私はこのブログで、民法はきちんとした理解と広く浅い知識が必要になると常々言っていますが、この年の記述式に関して言うと、きちんと勉強していても手が出にくかったかもしれませんね。

となると、毎度のことですが、勝負のわけ目はやはり行政法ですね。特別なことをする必要はなく、テキストに載っている知識をきちんと身に付けるということ、それにつきます。


3.次年度に向けて


さて、毎年のことですが、前年の試験が難化すると、とにかく手を広げて安心したがる受験生や予備校があります。

しかし、受験生のレベルがたかだか一、二年で大きく上がるはずはありません。

出来ないことを無理にやるより、そういうときこそ足元を固めるのが大切ではないでしょうか。
とにかく、不安だからといってあまり色々な問題集に手を出さないことですね。特に過去問を15年分解こう!とか、5回転しようとか、分量で解決しようとするとかえって逆効果です

このブログですでに語ったことですか、大切なのはいかにきちんとテキストを読み込んでいるかです。それ以外はありえません。そして、行政法は暗記科目ですので、テキストをきちんと身に付けていれば確実に力は上がっていきます。

テキストの読み方は他のエントリーで語っていますので、是非そちらをご参考ください!

それでは!