行政書士を目指す社会人のための勉強法ブログ

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*社会人の資格勉強法-行政書士*平成29年過去問の難易度と感想(ネタバレなし)

みなさんこんにちは、堂本です。

前回のエントリーの続きとなります。H29本試験の講評を述べていきます!

 

1. 基礎法学
2. 憲法
3. 行政法
4. 民法
5. 商法
6. 一般知識
7. まとめ

 

1. 基礎法学

2問とも難しかったのではないでしょうか。

第1問は刑法を知っていたら一発で分かるのですが、行政書士試験では刑法は出題されませんので、憲法との絡みで学ぶしかありません。

第2問も激ムズというものではないのですが、やや紛らわしい選択肢もあり、確実に正解できたかは微妙ではないでしょうか。

合格者の中でも、2問とも落としてしまった方もおられるかもしれません。

こちらは例年通り易しいですね。人権判例は有名なものばかりでした。

第五問はやや細かいですが、頻出テーマなので何とか守りたいところですね。
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どうしたんだ?というレベルで驚くほど易しいですね。

この行政法の易化が合格率15.7%に結び付いたのは間違いないでしょう。

え?そんなに簡単だった?と思われる方は黄色信号だと思います。

とはいえ、記述は若干イメージわかなかったかもしれないですね。問題が全体的にぼんやりしていて、何を答えたらいいのかが分かりにくく、難しく感じた方も多かったのではないでしょうか。


こちらも例年に比べると少し易しいと思います。

ただし、費用償還請求や不法行為は少し細かいところまで聞かれており、択一式に限って言うと難易度は高かったともいえます。っとも記述が易しかったので、お釣りが来る感じだと思いますが…

近年の傾向として、民法はまんべんなく出題される雰囲気を感じます。広く浅く、場合によっては広く深い問題もあり、知らなければどうしようもない問題が増えているように思います。

とにかく、見たことがない、触れたことがない知識を極力減らすように学ぶしかないだすね。

5. 商法

第36、37、40問がかなり易しいです。
毎年この傾向にしてくれるなら商法も勉強する価値が出てくるのですが…

指導者によってはほぼ完全に商法を捨てるという考え方もあるようです。うーん…正直オススメはしたくありませんが、ある程度有効な作戦かもしれません。

特に近年は行政法が易化傾向にあるので、民法行政法をきちんとやるのであれば、商法を捨てるというのは間違いと言い切れないです。

ただ、H29に関していうと、商法を学んでいた受験者が勝ち誇っていいですね。

6. 一般知識

あえてどの問題かは言わなくてもお分かりだと思いますが、変な問題が二問ほどありましたね。
政治の出題は確かに一般知識と言えそうないい具合の問題だったと思いますが、引っ掛かりそうな肢が多く、意外と難しく感じたのではないでしょうか?


あと、この年は情報の問題が熱かったですね。日頃からITに関わっている人には常識的な問題でしたが、内容が一般知識と言うには少し偏っているように感じました。行政書士受験生全体にとってフェアな出題といえるかは微妙です。

7. まとめ


ざっと振り返りましたが、いかがだったでしょうか。
参考になったという方は是非他のエントリーもご覧ください!