行政書士を目指す社会人のための勉強法ブログ

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*社会人の資格勉強法-行政書士*予備校を選ぶときのポイント

みなさんこんにちは、堂本です。
このブログでは、予備知識のない方には予備校に通うことをおすすめしています。

予備校選びについては別のエントリーで「とにかく無理受講してみて気に入ったものを選びましょう」と説明しました。今回は、何を基準に選んだら良いのか、良い講義とはどのようなものかについてお話ししていきます。

1.言葉遣いについて
2.学習内容について
3.学習方法について



1.言葉遣いについて



言葉遣いと言っても二種類あります。

一つは、初学者が慣れていない法律用語を連発しないこと、あるいは適切に説明をしてくれることです。
これができている指導者は以外に少ないものです。おそらく自分にとって当たり前過ぎるためでしょう。
善意悪意から甲乙丙まで、法律を学んでいなければ馴染みの薄い言葉はたくさん出てきます。意味がわからなければ自分で調べれば良いのでしょうが、よくわからない単語が出てくる講義は聞きづらいものです。そういったことに配慮した言葉遣いをしてくれているかどうかは、その指導者の指導力をはかる物差しになります。

もう一つは講義そのものの質という意味での言葉遣いです。

聞いている方からすると普通に喋っているようでも、話す方はかなりの工夫を強いられます。ポイントは以下の通りです。


①あー、えー、そのー等の言葉を遣わないこと

②例えばですね…大体一般的に言われることではあるんですが…まぁあくまでもこれはですね…等の無駄な言葉を遣わない

③重要な言葉については、言葉の使い方を統一する(似たような言葉を違う意味で使ったり、同じ言葉を違う意味で使ったりしない)

④同じことを何度も無意味に繰り返さない

今上に挙げた①~④は指導者にとって本当に基本実なことですが、通信専門の映像コンテンツに出ている人の多くはこれらが全く出来ていません。講義に関してほとんど何の訓練も受けていないのでしょう。中身についても疑わしいものです。安いからといって飛び付かないことが肝心です。


2.学習内容について



多くのテキストは条文の順番にしたがって構成されています。
ただ、先に知っておくべき知識や、実は後回しにした方が分かりやすいものも多くあります。
力のある講師であれば、これらの順序立てがうまく、講義の中で自然と必要な知識が身に付くように話してくれます。

一方で、テキストをべったり進めていくだけの講師だと、あまりこの辺りについて考えてくれていないことが多いです。

3.学習方法について



単にテキストの中身を教えてくれるだけでは講師として不十分です。勉強の濃淡、例えば行政法で何点くらいとれば良いとか、商法はどこまで勉強すればいいとか、一般知識は何について学べば良いとか、そういうことを教えてくれる講師が良いでしょう。

他にも、おすすめの六法とか、試験に関する雑多な情報も含めて話してくれれば、受験生としては大いに参考になります。

4.まとめ


あえて予備校の選び方ではなく講座の選び方としたのは、みなさんに是非講義を受けてもらい、その良し悪しを講師で判断してほしかったからです。よく伊藤塾が良いとかLECが良いとかいうひとがいますが、あまり適切な表現ではないでしょう。

次回は予備校の活用方法についてお話ししたいと思います!