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行政書士試験の難易度と合格率は?*社会人の資格試験*

 

みなさんこんにちは、堂本です。
行政書士を目指す方にとって、試験の合格率が低いことは有名な話ですよね。

年にもよりますが、行政書士の合格率は10%前後といわれています。
10人受けても9人は落ちるということなので、一見すると超難関資格のように思えます。
でも果たして本当にそうなんでしょうか?

今回は、行政書士試験の合格率、難易度についてお話しします。

 

1. 合格率が低い=超難関資格?
2. 合格率10%の真相
3. 結局のところ、実際の難易度はどれくらい?

   

1. 合格率が低い=超難関資格?



お話しする前に、行政書士のここ最近の合格率の推移を箇条書きにしてみました。

平成29年  15.7%
平成28年  10.0%
平成27年  13.1%
平成26年  8.3%
平成25年  10.1%

確かに合格率は10%前後で推移していますね。

これは大学受験等と比較すると非常に低い合格率ですし、一般的な資格試験の中でもかなり低い部類に入りそうです。

 


しかし、合格率が低いからといって、その試験が超難関とは限りません

たとえば、東京大学の入学試験の合格率は例年30~40%です。こう言ってはなんですが、東大に入るより行政書士になる方が難しいと考える人は少ないでしょう。


 大学入試と資格試験は別物なので比較するのも変ですが、合格率と試験の難易度は必ずしも結び付いていないということなんです。
 

2  合格率10%の真相


さて、どんな試験にも言えることですが、試験の合格率と受験資格はセットで考える必要があります。
誰でも受けれる試験は元々合格率が低く出るものです。

たとえば司法試験の合格率は20~30%程度と高めに見えますが、法科大学院入試制度の導入により、司法試験が誰でも受けれる試験でなくなったことで合格率が高く出ているだけです。

行政書士は特別な受験資格がなく、法律家を目指す人にとって比較的受験しやすくなっています。そのため、合格率も低く出るのですが、決してむちゃくちゃ難しい試験というわけではないんです。

3. 結局のところ、実際の難易度はどれくらい?


資格試験の難易度を大学入試の偏差値表みたいに表しているサイトもありますが、分野の違う試験を比較するのは無理があります。


私の感覚としては、同じ法律資格のビジ法2級よりは大分難しいですが、社労士よりはやや易しいくらいだと思います。司法試験や司法書士に比べて圧倒的に易しいのは言うまでもありません

突き詰めていくと、難易度をどう捉えるかは人によるのですが、以下の特徴を備えている方なら、誰にでもチャンスがあると思います。

①法律に(少しでも)興味がある
②15分以上続けて本が読める
③平日30分は勉強できる環境にいる
④分からないところがあってもパニックにならない
⑤勉強方法について試行錯誤できる
⑥他人のアドバイスを参考にできる


色々書きましたが、努力次第ではほとんどの方が目指せる試験だ、というのが私の答えです!

 

4.  まとめ


資格試験の中には、情報処理技術者試験のように、ある程度向き不向きがあるものもありますが、行政書士試験はそれほど人を選ばない試験だということです。

この記事を読んでくださっているなら、行政書士を目指したい、という気持ちを持っておられるのでしょうし、少しでもいい方法や確かな情報を集めようとされていることと思います。

であれば、そんな自分は今の時点で可能性十分だ!くらいに考えてください。

このブログが少しでもみなさんの助けになれば嬉しいです。