行政書士を目指す社会人のための勉強法ブログ

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*社会人の資格勉強法-行政書士* 勉強時間がとれない人のための30分間勉強法

みなさんこんにちは、堂本です。

さて突然ですが、資格試験の勉強をされる方の多くは社会人ですよね。

このブログでも勉強法についてはたくさん紹介していますが、勉強法以前に時間がとれないことで苦労されたり悩まれている方が多いのではないでしょうか。

 

仕事から帰ってやろうと思っても、ついつい時間が過ぎてしまって…というのはよくある話です。せっかく勉強を思い立ったのにいい感じに進まず、徐々にやる気がなくなって挫折…なんてことにはしたくないですよね。

一方で、年にいくつも資格を取る方もいます。一体いつ勉強してるんだ?と思われることでしょう。そこで今日は、試験に受かる人がしている勉強法についてお話しします。

 

 

1. 受かる人の多くは朝に勉強している。
2. 休日にまとめて○時間!は挫折のもと
3. 目標ではなく死守ラインを決めよう
4. 休日は勉強しなくても良い

 
 
 
 
1. 受かる人の多くは朝に勉強している
 
さて、いつ勉強するのかというお話でしたが、答えはズバリ朝です。
 
仕事をしている方であれば、出勤前の時間が最も良いでしょう。
 
「朝」と聞いて、そんなの無理だと思われる方が多いかもしれませんね。しかし、やり方は色々とあります。順番にご紹介していきます。

 
 
①通勤電車
 東京や大阪などの都市部では、半数以上の方が片道一時間、往復二時間以上かけて通勤しているというデータがあります。
 
ではその通勤中に何をしているのでしょうか。ほとんどの方はスマートフォンをいじっていたり、寝ていたり、ボーッとしたりしています。なにをしようと個人の自由ですが、私からすれば時間をどぶに捨てているようなものです。あんなに静かで習慣的に利用する場所は他ありません。
 
個人的な感覚では、一日二時間の勉強を週に5日実行できれば大抵の資格試験には合格できると思います。もちろん行政書士試験も例外ではありません。
もし通勤に電車を利用されているのであれば、この時間を使わない選択肢はないでしょう。
 
また、電車に乗っている時間が短いという方はあえて各停に乗るのも非常に良いです。比較的すいている列車内であれば快適に勉強ができます。
 
 
 
②出勤前の自宅
もし会社からそれほど遠くない場所にすんでいて、通勤にほとんど時間がかからないというのであれば、自宅で勉強するのがオススメです。
 
え?起きてすぐなんて頭が働かないよ、という方もいるかもしれませんが、大いなる勘違いです。朝は記憶のゴールデンタイムだというのは脳科学の世界でも有名です。
 
通勤電車に比べると習慣化するにはパワーがいりますが、夜勉強しようとして遅くなってしまうくらいなら、早く寝て一時間でも早起きした方がよっぽど効率的です。
 
電車通勤ではない、あるいは電車に乗る時間がとても短いという方は、寝起きのゴールデンタイムを活用しましょう。
 
③始業前の職場
会社によっては早くに出勤してはいけないという所もあるでしょうが、そうでなければ職場もオススメです。
 
出勤前の家でやろうとしてるのにどうしても時間が後ろに行ってしまう!という人は、始業前の静かな時間に一人で勉強するのが良いです。
 
ちなみに私もやったことがありますが、朝のバタバタ感がなく、職場に早く行っていることで優越感に浸ることができるので、思った以上に習慣化できます。というかどんどん楽しくなってきます。
 
このように、朝に勉強する方法はたくさんありますが、ご自分にあった方法であればなんでも構いません。大切なのは仕事から帰ってきたあとの時間ではなく、朝の時間を活用するということなんですね。
 
2. 休日にまとめて○時間!は挫折のもと


逆に一番よくないのは、平日忙しいから休みの日にまとめてやっちゃえ!というやつです。

社会人になったばかりの頃の私は典型的なコレでした。勉強を始めたばかりの頃だったので、荒ぶっていたところもあります。

しかし、こういう計画の立て方だと、休日が近づくにつれて気が重くなってきます。平日は仕事で疲れ、休日にも勉強のノルマがあるというのでは、気が休まりません。

また、このまとめて勉強する方法は、「今度の土曜日は一日暇だから、そのときにやればいいや」というように、平日の勉強を先送りにする言い訳にもなりやすいです。

 

あるいは、勉強の中心を予定が入りやすい日に設定していることにも問題があります。特に社会人になってからの勉強は習慣化が大切です。やるときとやらないときの差があまり大きいと、人間はやらない方にどんどん傾いていってしまうのです。

 

そんなわけで、休日にまとめて勉強するというのは最もよくない方法だと私は思っています。

 

3. 目標ではなく死守ラインを決めよう


さて、話を戻して、勉強の中心を平日の朝に持ってきたとします。しかし、平日の朝に3時間勉強!なんて絶対に無理ですよね。

 

ではどれくらいやるのが良いかという話ですが、 私の考えでは、死守ラインはたったの30分でokです。

 

30分×5=150分なので、平日は二時間半しか勉強しないの?と思われるかもしれませんが、そうではありません。目標ではなく、死守ラインというところにポイントがあります。

 

死守ラインというのは、絶対に達成できそうな最低の勉強時間を決め、それ以上やるかどうかは自由というものです。よく言えば、勉強時間の目標を設けない方法ですね。ここからそのメリットについて紹介していきます。

 

 

①計画倒れしない

まず第一に、この死守ラインには計画倒れしないというメリットがあります。

 

社会人にとって、目標勉強時間というのは達成が非常に難しいものです。みなさんも急な予定や疲れのため「今週の目標はどうでもいいや」となった経験があるのではないでしょうか。

 

この点死守ラインは、仮に予定が狂ったとしても挽回が簡単です。

 

例えば私の場合、自転車通勤で朝から晩まで拘束される日もありました。そんな日は帰って一刻も早く寝たいという誘惑にかられます。
恥ずかしながら、死守ラインを設定してからも、時々勉強時間0の日がありました。

しかし、そんな週は余裕がある日をあと二日見つけ、その二日の死守ラインを45分にしたのです。

途方もない計画をたてると、一日失敗しただけで達成不可能になってしまいますが、30分を取り返すのはそれほど難しくありません

 

そんなわけで、目標を達成し続けるのは難しいですが、死守ラインは死守し続けるのが簡単です。

 

②スキマ時間を有効活用できるようになる。

私の個人的な印象ですが、「毎日2時間やるぜ!」みたいに大きな目標を立てる人ほど、なぜかスキマ時間をおろそかにする傾向にあります。

この点30分を死守ラインにしていると、10分のスキマ時間は一日の死守ラインの3分の1ということになり、決してバカにできない時間になります。

 

ちなみに私は、死守ラインの30分を区切って15分×2にしていました
徒歩や自転車通勤なら、朝15分だけ早くおき、帰ってきてから15分確保する方法もあります。

もちろん、15分早起きするつもりが一時間早くおきてしまい、朝からたくさん勉強できた!というのであれば万々歳です。

帰ってきてからの15分を予定通りやってもいいですし、飲みに行っても構いません。

 

③逆に勉強時間が増える

いやいや、死守ラインとか言ってるけど結局目標を下げただけじゃん!と思われるかもですが、意外とそうでもないのです。私は目標を設定せず、死守ラインだけ決めるようになってからの方が勉強時間が増えました。

 

例えば先ほどの例ですが、スムーズに行って朝の時点で死守ラインをクリアできたとします。ルール上は夜から遊んでもいいのですが、自然と帰ってからも体が机に向くのです。

 

目標を設定していた時代はあれだけ気が重かった帰宅後の勉強が、前ほど苦にならなくなりました。

 

なぜそうなるのかといえば、おそらく気持ちに余裕ができるからではないでしょうか。絶対に一日2時間やらなければいけない!という状況ではなく、最低30分で良く、あとは遊んでもいいし勉強しても良いという状況の方が、色んな意味で自由度が高く、気も楽になるということですかね。

 
 
4. 休日は勉強しなくても良い
 

もう一つ私が大切にしていたルールがあります。休みの日は死守ラインさえも設けないことです。

バカじゃないの?休日やらなくていつやるんだよ、と思われるかもしれませんが、勉強を継続するにはこれも非常に重要だと思います。

 

平日は先ほどご説明した死守ラインを決める方法で前向きに勉強できるようになりました。しかし、それでも勉強の疲れはたまるものです。特に仕事のある平日と違い、休日は心も体もオフモードにしたいですよね。

 

そこで割り切って休日は勉強のことを忘れ、気持ちをリフレッシュする時間をとります。どこかに遊びにいったり、食べたいものを食べたり、何かご褒美を用意すると、より平日の勉強ががんばれますよ。

それでもやっぱり土日を使わないなんてもったいなくない?と思われるかもしれませんが、別に勉強したっていいのです。

繰り返しになりますが、社会人にとって、来週20時間やるぞ!といった計画は崩れやすいものです。そして計画は崩れれば崩れるほどモチベーションに影響しますし、ヤケになって「今週はもう0でいいや、来週からやり直そう」となりがちです。

 

真面目な人に限って、高い目標を掲げがちですが、モチベーションを保ちつつ勉強を継続するのであれば、大切なのは死守ラインです
これくらいなら絶対に達成できる、達成できなければおかしい!というラインを守り続けることが重要なのです。

 

もちろん自分のレベルアップに合わせて死守ラインも上げて構いません。私は合格時の死守ラインを1時間にしていました。以前であれば1分も勉強しない平日はざらにありましたが、出張があろうが飲み会があろうが絶対に1時間はやっていました。これはなかなか大変なことです。

 

それができるのもやはり心に余裕ができたからだと思います。目標や予定でがんじがらめにするのではなく、ゆとりのある死守ラインだけで進めていき、休日も設けたことで、逆に勉強が捗ったのです。

参考になったという方は是非この死守ラインの考え方を取り入れてみてください!

それでは!