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*社会人の資格勉強法-行政書士* 五肢択一式問題の解き方のコツ

みなさんこんにちは、堂本です。

五肢択一式の問題はもうずいぶんと前から組み合わせ問題が主流です。この組み合わせ問題は、問題を便利にとくためのちょっとしたテクニックがいくつもあって、頻繁に紹介されていることをご存知でしょうか。

策に溺れるのはよくないですが、ちょっとした参考にする分にはなかなか良いので、ご紹介していきます。

 

テクニック1.違うもの探し
テクニック2. ペア探し
テクニック3. 確実に判断できる肢が1つ以下の場合

 

テクニック1. 違うもの探し


もっとも有名な解き方でしょうか。
違うものというのは、妥当なものを探す問題であれば「妥当でないもの」、妥当でないもの探す問題であれば「妥当なもの」を、つま問題の指示とあえて逆の選択肢を探していく方法です。

たとえば次の問題でアが×だと判断できたとすると、以下のような印をつけます。
20190209183852


この時点でアを含む1と2の組合せは不正解ということになりますからね。
つまり3択まで絞ることができたわけです。


では次に見るべき肢はどれになるか。上の画像をもう一度見てみてください。

 

 

この場合はウかオになります。どちらが×だと判断できれば答えが出せますので

例えばウが×だとすると、ウを含む3と4の組み合わせも不正解になるので、先ほどと同じように印をつけると
20190209183824

5が正解になりますね。

このように、違うもの探しが成功した場合は、最短で2つの肢から正解が出せることがあります。


テクニック2. ペア探し


違うもの探しほどではありませんが、こちらもメジャーなテクニックです。まぁ先ほどと違い、割と誰でも思いつく方法です。

同じ問題ですが設定を変えて、仮にアを○だと判断できたとします
  
20190209181912
 以降この問題を解くために参考にする肢を、イとオに絞ります。

この場合、イかオの正誤が判断できた時点で答えが出せます。

仮にイが○であれば1が正解になりますが
イが×であれば2が正解になり、いずれにしても正解が導き出せるというものです。
  

テクニック3. 確実に判断できる肢が1つ以下の場合


上記の解法は、最低2つは自信をもって判断できる肢が必要になりますが、なかなかそうはいかないものです。

そこで、確実に判断できる肢が1つ以下の場合はどうするかということです。この場合は、きちんと自分の中で情報を整理しなければなりません。
私がよくやっていたのは、それぞれの肢に順位をつけることです。

1位  ○○もしくは××
確実に正誤が判断できた肢

2位  ○もしくは×
確実ではないが、それなりに自信を持って判断できた肢

3位  △もしくは▽
自信のない場合もしくは知らない知識。どちらかというと○っぽい(△)あるいはどちらかというと×っぽい(▽)程度にしかわからない肢

4位  ?
判断できないもの。問題を解く参考にはしない(無視する)


こんな風にランク付けをしておき、正解は最後に決めます。
例えば次のように判断した場合

20190209184732 

まずは○を軸にして、△と▽の勝負になるので、<20190209184634 

 

2を正解とします。


まとめ


以上有名な解法をご紹介しました。これから勉強をはじめる方、あるいはこういった情報を聞いたことがなかったという方にはある程度参考になったのではないでしょうか。

次回は多肢選択式の解法についてご紹介します。