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*社会人の資格勉強法-行政書士* 平成30年過去問、一般知識の対策や予想は可能か

 

みなさんこんにちは、堂本です。

本日の話題は、H30年の一般知識の出題についてです。

色々意見がありますが、私はやはり特殊な出題だったと思っています。
多くの受験生が、来年以降の対策について不安に思っているのではないでしょうか。

そんな一般知識の出題について、私の意見をお話ししたいと思います。

1. ニュースをみなさいという意見
2. 実務的な知識についても調べておきなさいという意見
3. 結局どうしたらいいか

 

1. ニュースをみなさいという意見


これまでもそうでしたが、一般知識の対策として、日頃からニュースをみたり、知らないことについて調べたりしなさいという意見があります。

しかし、それって結局対策らしい対策は不要と言っているようにも聞こえますよね。

むしろ不要なら不要と言い切ってほしいものです。少なくとも今年の出題については、ニュースをみる程度で対策できたとは思えません。GDPRについて、個人情報保護について、日頃から報道されている情報だけで今年度の問題が解けたでしょうか。

また、防犯カメラや風営法の問題はどうでしょう。果たしてこれらは一般知識と言えるでしょうか。

私は、こういった出題が続くのであれば対策は不要だと思います。確実に対策できるのは文章理解くらいで、あとは予備校の最新テキストを立ち読みするか、答練に参加したり、模試を受ける以外ないと思うからです。

その他の細かな法令については、ビジネス実務法務検定のテキストに大体の内容は載っていますが、たかだか一、二問のために200~300ページほど読まなければいけないため、非効率的です。

2. 実務的な知識についても調べておきなさいという意見


今年の出題を見て、「実務家登用試験なんだからあぁいった出題もあり得る」という意見や、日頃から実務的な知識についてもある程度調べておきなさいという意見があります。

はっきりいって論外です。実務家登用試験と、実務に関する知識を問う試験はまた別だということを理解していないのでしょうか。

そもそも行政書士業務の範囲の広さを考えると、登用試験において実務的な知識を問うことはほとんど無意味です。それぞれが試験に合格したあとに自分の専門分野の知識をつければ足りるはずであり今年度のような出題が正当化されるわけではないでしょう。


3. 結局どうしたらいいか


他のエントリーでも触れましたが、ポイントは以下の三点です。

①文章理解はきちんと対策をする

②流行りのテーマ(以前の情報分野、現在は個人情報保護)については、予備校の最新のテキストを読む、もしくは答練を受ける

③深追いしない

特に③が重要です。情報については今後定番になるかと思われましたが、H30は一問も出ていません。ここをやっておけば大丈夫というテーマは、一般知識においてはひとつもないのです。

そうであれば、極力時間をかけず、行政法民法を学ぶ時間をとった方が絶対にいいです。

今回は雑記的な内容になりましたが、時々こんな記事も書いていきます。箸休めとしてご覧いただけるとありがたいです。

それではっ!