行政書士を目指す社会人のための勉強法ブログ

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*社会人の資格勉強法-行政書士*資格試験に向いていない人

みなさんこんにちは、堂本です。
資格商材の説明で時々、「行政書士は誰でも受かる試験です」というコメントを目にします。

受験を目指される方にとっては魅力的な言葉でしょうが、果たして本当にそうでしょうか。

1. 「誰でも」とはどういう意味か
2. 資格試験に向かない人
3. まとめ

 

 

1. 「誰でも」とはどういう意味か

さて、揚げ足をとっていても仕方ありませんが、行政書士試験の合格率は10%程度とされているので、明らかに落ちる人の方が多いですね。

つまり、誰でも受かる試験だというのは嘘だということになります。

しかしこんな反論があるかもしれません。
「正しい勉強をすれば、と言ったはずです」と。

では仮に、東大入試でもなんでもいいですが、誰でも受かるわけではない試験があったとします。
その試験には、「正しい勉強をしたけど受からなかった人」というのがいるのでしょうか。

そうなってくると今度は「正しい勉強」ってなに?という疑問が生まれます。

あるいはその逆で、自分がとても頭が良いということに気づかないまま、超難関資格を「努力次第で誰でも受かる」と言い放つ人もいます。

はっきり言いますが、誰でも受かる試験なんて存在しません。行政書士試験も、短期間で合格できる人とできない人がいますし、残念ながら努力しても合格できないことがあります。

資格商材を売る人はとにかく誰にでもかんでも受験をすすめますが、社会人になってから資格試験に挑戦することに明らかに不向きな人は世の中にたくさんいます。甘い言葉で人のお金と時間を奪うのは良くないですね。

2. 資格試験に向かない人

ではどんな人が受験に向いていないのでしょうか。有名大学を出ていない人でしょうか。

いいえ、大学を出ていない人でも行政書士に受かる人はいくらでもいます。

私が受験に向かないと思うのは次のような人です。

・一度不合格になっただけで諦めてしまう人
・自分の課題を自分で発見できない人
・他人の意見に耳を貸さない人

私はこれまで色々な人に資格試験に関する情報を発信してきましたが、上のような人が半分以上でした。

もちろん勉強する中で上のような課題を克服していく人、意志の弱い自分を変えたくて敢えて資格にチャレンジする人もいます。私はそんな人たちを尊敬しますし、一概に受験に向かないからやめておけというつもりは全くありません。

私が言いたいのは、行政書士は誰でも受かる試験だと思い込み、甘い考えで勉強を始めるとあとで辛くなる、ということです。

3. まとめ

今回は全体的に辛口なエントリーになってしまいましたが、いかがだったでしょうか。

先程も語りましたが、「自分は資格試験に向いていないと思うが、そんな自分を変えるためにも試験に挑戦したい」という人は大歓迎です。是非他のエントリーも参考にしてください!