*社会人の資格勉強法-行政書士*ながら勉強について
みなさんこんにちは、堂本です。
学生のころからよく言われることとして、「ながら勉強はだめだ」というものがあります。
しかし社会人になってみると、ながら勉強をとがめてくれる人は周りからいなくなるので、ついやってしまうという方もいるのではないでしょうか。
今回は、ながら勉強についてお話していきます。
1.ながら勉強の種類
2. ながら勉強はなぜいけないか
3. ながら勉強の活用法
色々あるとは思いますが、一番多いのは「音楽を聴きながら」というものではないでしょうか。
私はもともと不器用な性格なので、よく音楽を聴きながら勉強なんてできるなと思ったものです。
他にも、youtubeを見ながらとか、テレビを見ながらとか、ご飯を食べながらとか、ながら勉強にもいろいろな種類がありますね。
ご飯を食べながら勉強するのは単純に消化に悪いと思いますが、テレビやyoutubeを見ながら勉強できるというのは私には信じがたいことです。
以前学習塾で勤務していた頃は、テレビを見ながらプリントを作ったりしていましたが、大体は問題集の問題をwordに起こすなどの単純作業でした。
さて、勉強というからにはやはり考えたり覚えたりする動作が加わるはずです。
ながら勉強をしている間、脳はどのように動いているのでしょうか。
音楽を聴きながら勉強するという友人に聞いてみました。
問1.音楽は耳に入ってくるのか
この問いに対する回答は非常にシンプルなものでした。
音楽は常に聞いているのではなく、勉強と勉強の切れ目や、ページをめくる合間などに耳に入ってくるということです。
なるほどですね。つまり、「ながら」勉強と言っているものの、音楽を聴いている時間と勉強している時間は厳密に言うと分かれているようです。
問2.音楽は勉強の邪魔にならないのか
この問いに対する回答は若干複雑でした。本人が言うには、聞いている間は特に邪魔になっているという意識はないものの、通常30分くらいでできるような勉強に1時間ほどかかってしまったりするとのことです。
おそらくこの友人が言うように、勉強している内容が音楽にかき消されることはないものの、ページをめくる間などに無意識の休憩が挟まっているようです。
音楽がながれていなければ途切れなく勉強できたかもしれないのに、耳を傾けてしまったせいで一時的に勉強がストップしてしまうようなイメージですね。
問3.ながら勉強は良いと思うか
これまでの回答の中で最もシンプルでした。
駄目だと思う
そうです。
ですよねw
じゃあなんでやっちゃうの?と聞いたところ、勉強に対する心の負担を減らすため、とのことでした。
まぁそんなもんですよね。音楽を聴きながらやった方が効率が上がるんだったが、私は本屋より先にCD屋に行きますw
とはいえ、ながら勉強を完全に否定するつもりはありません。
上の友人の例のように、勉強に対する心の負担を減らす効果は多少なりともあると思うからです。
たとえばどうしても勉強したくないとき、せめてはじめの3曲を聞き終わるまではながら勉強してみようとか、そういう活用方法はあるでしょう。
いわゆる助走ですね。
ただ、勉強が始まってから終わるまでずっと助走にならないよう注意は必要です。
いかがだったでしょうか。
私は短時間で何ページやろうとか、そういうことをすぐに考えてしまいますし、何より二つ以上のことをやれるような器用な脳を持っていないので、話しかけられるのも苦痛に思うものです。
ただ、勉強をスタートするための滑走路的にながら勉強を利用するのは良いかもしれません。
勉強を始める前の5分間儀式みたいなものを取り入れると勉強が捗るという専門家もいます。音楽を聴くというのも一つですが、勉強の直前に自分の好きなことを5分だけやるとか、初めの15分だけながら勉強してみるというのは工夫の一つかもしれませんね。